2013年01月10日

ブリッテンV1000に乗る動画…

13011001.jpgどこから説明すべきか…
MCNがブリッテンV1000に試乗しちゃったそうです。
個人的にまさかこの21世紀にブリッテンの音が聞けるとは思いませんでした。
まさかの軽い音だなあ… 良い意味で軽々と回る音のように思えます。

さて、ブリッテンとは1990年台初頭に活躍した個人制作のレーサーです。
その名の通りジョン・ブリッテン氏が個人でエンジンから… 逆に書こう。
サスペンション本体とミッション、それにタイヤ等のバイクとしての共通部品。これ以外は全部自作と思ってください。

現代なら可能な工作かもしれませんが、20年前にすでにそれをしちゃっていることに驚きです。
そりゃね、ハーレーとかだったら自作もできるだけカスタムパーツもあるでしょうが、ブリッテンV1000はレーサーです。そして圧倒的な速さでメーカー製のバイクに勝っちゃう性能があります。
これで再び驚きです。
そして、最後に驚いたのがその簡素で理にかなっていながら奇抜で優秀な車体構成でしょう。

圧倒的に軽くて剛性の高いエンジンとインジェクション。これはエンジンに車体構成されたくないというブリッテン氏の意向です。
この剛性の高さはエンジンをフレーム代わりに使用するためです。今でいうドカの1199Sの思想ですね(この考え自体は前からあった)
そして、フロントフォークはBMWのKシリーズで好評なデュオレバーと似たような仕組みです(ノーズダイブもスイングアーム形式のノーズアップもない)
リアはホイールベースに比べて長いスイングアームでサスペンションはエンジンの前にありリンクにより作動します(ロングスイングアームの利点はいろいろ調べてください)
それじゃあラジエターがジャマになるなあってんでシートレールの間にラジエターがあります(水冷だもん、ひえれば前にある必要はない…はずだよね)
あとはあちこちに使用されているカーボンファイバーとか… もう書ききれないくらいの特徴があります。
いやね、ここで気になったのが「この方式はすべて21世紀になってからメーカーが採用している」車体構成だということですね。この革新性!!

ちなみに、当時はこれらの意味がわからなかった… なぜこんなに軽くてパワーがあって手作りでバイクができるのかわからなかった…

あ、今調べなおしたらこれまたとんでもないショートストロークエンジンなんだ…
これも当時だったら不思議に思ったでしょうねえ。
スクエアが一番燃焼効率が良いって思ってましたから…

これだけの革新性と性能を持つバイクですが、製作者のジョン・ブリッテン氏が1995年に45歳という若さで病死し消えて行く事になります。
これが最後の悲しい驚きでしたねえ…

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posted by MoToDAMM at 23:55 | Comment(3) | TrackBack(0) | バイクの動画
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